法人理念

豊かな社会づくりのために

社会福祉法人横浜やまびこの里は、横浜市で自閉症・発達障害のある大人の人たちへの支援を専門的に行っている法人です。当初から、TEACCHプログラムに学び、施設全体として構造化を活用した支援を日本で最初に取り入れ、実践しています。
「横浜やまびこの里」は、「設立にかかわった親の子どものためだけの法人や施設とせず、また、今居る自閉症の人たちとその家族のためだけでなく、これからも生まれてくるであろう自閉症の人たちとその家族のことも念頭におき、横浜市の自閉症児者にとって里(故郷)といえるような「拠所」となるように。」という親の会の願いに基づいて作られました。

事業概要

障害者福祉・高齢者福祉を軸に、事業を展開しています。

障害者福祉[自閉症者支援]
自閉症のある人たちがより自立した生活をおくれるよう、生活介助や日々の活動の支援、就労や進学に関する相談などを行っています。
障害者福祉
高齢者福祉
[地域ケアプラザ]
地域福祉の拠点施設をめざすケアプラザで、高齢者デイサービス事業や居宅介護支援事業などを行っています。
高齢者福祉

事業ごとの業務の1日の流れはこちらからご覧いただけます。

6つのセクション|1日の流れ

自閉症ってなあに?

心の病気ではありません。先天性の脳の機能障害です。

自閉症はよく心の病気と誤解されることがありますが、実際は先天性の脳の機能障害です。
症状は様々ですが、例えば会話が苦手だったり、私たちが「当たり前」だと思っている社会のルールを理解するのに時間がかかることがあります。
しかし私たちが自分とは異なる彼らの個性を理解して支援することで、自閉症のある人たちが地域や社会で自立した暮らしをおくることは可能です。
近年では世界自閉症啓発デーが行われているなど、自閉症への認識と理解を広めようという活動が行われています。

目で見る情報の方が理解しやすい
目で見る情報の方が理解しやすい
会話のキャッチボールが苦手
会話のキャッチボールが苦手
並べるのが好き
並べるのが好き
オウム返しをする(エコラリア)
オウム返しをする(エコラリア)

ひとりひとり違うということ。

同じ自閉症でも、ひとりひとり症状は異なります。
イラストのような症状が当てはまる人もいれば、これらは当てはまらず、他の症状がみられる人もいます。
つまり、すべての自閉症に同じ支援をすればよいわけではなく、ひとりひとりに寄り添った支援が必要ということです、その人の得意・不得意や特性を知り、より自立した「自分らしい」暮らしが出来るように、私たちは支援を行っています。