石川いづみさんインタビュー | 社会福祉法人横浜やまびこの里

「人の思い」を感じる横浜やまびこの里だから働きたいと思いました。

横浜やまびこの里を選んだ理由や福祉に興味を持ったきっかけを教えて下さい。

私は幼少期、祖母と一緒に福祉施設へ日常的に訪れ,、折り紙を作ったりしていました。しかし学生時代は福祉に接する機会はほとんどなく、大学でも福祉以外の学科を専攻しました。就職活動が始まり色々な企業を訪れる中で改めて自分の将来を考えたとき、「私は密接に人と関わったり、直接人のためになる仕事がしてみたい」と感じ、思い切って福祉に路線変更しました。横浜やまびこの里は他の法人と比べ自閉症に特化した専門性の高い支援を行っており、利用している方ひとりひとりの障害特性に合わせた多様な形の支援を行っているところに魅力を感じました。また、横浜市自閉症児・者親の会を母体に発足したという背景や法人理念に、時代が変わっても普遍的に残る「人の思い」を感じて、とても良いなと思いました。私は3年ほど事務のアルバイトをしていたのでその経験も活かせると感じ、横浜やまびこの里を選びました。

管理部門としてして心掛けていることは何ですか？

まずは利用者の方々の快適な暮らしを一番に考えることです。これは法人全体で共有している思いです。管理部門としては、横浜やまびこの里で働く職員の働きやすい環境づくりを心掛けています。特に事業の立ち上げのときなどは、思いもよらなかったことが日々起こるので、そういったときに支援員が円滑に支援できるように丁寧で適切なサポートを行いたいと思っています。また、福祉に関する制度は地域によって異なったり変化も多いので、自分で調べたり外部研修に参加するなどして、情報をキャッチできるようにしています。

「職員に頼りにしてもらえると嬉しくなります。」

幅広い事業をサポートすることへのやりがいを感じています。

「法人全体を支える責任感とやりがいの両方を感じています。」

入職してから変化したことはありますか？

入職した当初は、とにかく覚えることに必死でした。支援の多様性や多くの事業について理解することから始まり、事務的に覚えることも多く難しいと感じることもありましたが、次第にそれが「知識の幅が広がって自分が成長している」という実感に変わりました。私の仕事は支援のエキスパートとは異なりますが、すべての事業を幅広く学び、法人全体をサポートすることの出来るこの部署で働くことにやりがいを感じています。

現在取り組んでいることや今後挑戦したいことはありますか？

現在業務の一環として、障害のある方で事務系の就労を希望している方に、事務作業を経験してもらう技術支援を行っています。事務作業を教えていると、とても素直で事務職に必要な要素を多く持っており、事務職に向いていると感じることが多くあります。横浜やまびこの里の事務職員として、そういった方々の支援を今後も行ってみたいと強く感じています。また、経理という仕事をさらに追及するために、利用者支援に関わることも含め、事務全般について幅広く学んでいきたいと考えています。

それぞれ違う仕事をしていても、繋がりがあるのを感じます。

職場はどんな雰囲気ですか？

温かみがあり、他部署の職員とも気軽にコミュニケーションの取れる職場だと思います。それぞれ違う仕事をしていても、「福祉」というつながりの中で一緒に働いているという連帯感を感じます。また、これまで法人の設立・運営に携わってきた本当に多くの方々の暖かくも強い思いも感じることが出来ます。お昼には上司や同僚と話しながら、食堂で給食を食べています。普段個人で経理作業することも多いですが、月初や年度末などの忙しいときは、それぞれが何をやっているかを把握して、誰かひとりが負担を抱え過ぎないように仕事を分担するなど、チームワークを大切にしています。

「忙しい時期は周りと協力し合って負担を分担します」

「横浜やまびこの里に入って、自ら学ぶ姿勢が身につきました。」

一緒に学んでいける人と一緒に働きたいです。

どんな人と一緒に働きたいですか？

「経理」と言うと、個人個人が日々数字と向き合い仕事すると言うイメージが強いと思いますが、職員間のコミュニケーションや情報共有が大切な要素になると感じています。法人を支えると言う責任感を持ち、日々の業務をこなすだけでなく、利用者の方々・ご家族や関係者、また他の職員のニーズを汲み取り、サポートすることが楽しいと思える人が向いていると思います。私自身も、職場のことや仕事を一方的に教えるのではなく、一緒に学んで進んでいけるような、そんな人と一緒に働きたいです。

「温かい職場です。一緒に色んなことを学んでいきましょう。」

部署の垣根を越えて、強いつながりの中で共に働いている連帯感がある。